AniLaPaint 1.7/パネルカットパネル

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カットパネルでは、カットフォルダーに配置された仕上げ素材をサムネイル表示することで、素早く目的の画像をビューとして開く事が可能になります。また、起動時には前回の終了直前に開いていたカットフォルダーを自動的に開きます。

新規にカットを開く方法 または既存のカットを開く方法でカットを開くと、自動的にこのパネルが表示されます。もしこのパネルを非表示にしたり、再び表示する場合には、パネル・コマンドから、カットコマンドを実行することで表示状態を切り替えることが出来ます。

新規にカットを開く方法
カット・コマンド新規作成...を実行し、あらかじめスキャナーで取り込んでおいた動画画像素材をインポートすることで新規カットを開くことができます。
既存のカットを開く方法
カット・コマンド開く...履歴から開くコマンドを実行することで、以前インポートした既存のカットを開くことができます。

※ ディスクトップ版 ver1.6 までは、現在のカットパネルで開いているカットフォルダとは 異なる実線・彩色・セル画像を開くと、カットパネルのカットフォルダも追従して変更されていましたが、 アプリ版の ver1.7 からこのカットフォルダ追従機能は廃止されました。 追従機能を残すと、次項目の 「ビューとチェッカーパネルの復帰」 機能のため無限ループに陥ってしまう可能性があるからです。
ビューとチェッカーパネルの復帰
アプリ版 ver1.7 以降では、カットパネルのカットフォルダーを閉じる時、未保存のビューがある場合、未保存ファイルの一覧と一括上書き保存の確認ダイアログを表示し保存の確認を行います。
保存を選択しないかぎりカットは閉じません。

未保存のビューが無い場合、全てのビューとチェッカーパネルの状態をカットフォルダ内のチェッカー設定ファイル(Checker.ini)として保存します。

次に同じカットフォルダを開いた時にチェッカー設定ファイル(Checker.ini)内の情報をもとに元に以、以前カットを閉じた時に開いていたビューとチェッカーパネルを復元します。ただし、「元の戻す」情報は復元されません。
カットのフォルダ名
メインウィンドウのキャプションバーの作品名の次に現在開いているカットのフォルダ名が表示されます。

この例では Cut-005 の表示がカットのフォルダ名になります。
タブ切り替え

これらのタブを切り替えることで、カット内の素材にアクセスすることができます。
実線画像 のタブ
このタブは、インポートウィザードのセル番号を付けるページの作成するで、実線画像をインポートした場合にのみ表示されます。

現在開いている カットフォルダー内の 実線画像ファイル のサムネイルを一覧表示します。 これらのサムネイルをクリックすると 実線画像のビュー を開きます。
環境設定 カット タブでダブルクリックに変更できます)

サムネイルの複数選択してから、 ツールバーメニュー右クリック・メニューのコマンドを利用できます。
彩色画像 のタブ
現在開いている カットフォルダー内の 彩色画像ファイル のサムネイルを一覧表示します。 これらのサムネイルをクリックすると 彩色画像のビュー を開きます。
環境設定 カット タブでダブルクリックに変更できます)

サムネイルの複数選択してから、 ツールバーメニュー右クリック・メニューのコマンドを利用できます。
セル画像 のタブ
現在開いている カットフォルダー内の セル画像ファイル のサムネイルを一覧表示します。 これらのサムネイルをクリックすると セル画像のビュー を開きます。
環境設定 カット タブでダブルクリックに変更できます)

サムネイルの複数選択してから、 ツールバーメニュー右クリック・メニューのコマンドを利用できます。
色指定 のタブ
現在のカットに関連付けられている色指定用の スポイト画像ファイル を表示します。 開いている画像の状態はカットを閉じた時に、 カット設定ファイル(Cut.ini) に保存され、次回カットパネルを開いた時に復元されます。

色指定用の スポイト画像ファイルは、 カットフォルダー 内に無くても良いですが、相対位置関係が変動しない位置に無いといけません。

使い方の説明は、 色指定パネル をご覧ください。
パレット のタブ
現在のカットに関連付けられている パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt]) を表示します。 開いているパレットの状態はカットを閉じた時に、 カット設定ファイル(Cut.ini) に保存され、次回カットパネルを開いた時に復元されます。

パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])は、 カットフォルダー 内に無くても良いですが、相対位置関係が変動しない位置に無いといけません。

使い方の説明は、 パレットパネル をご覧ください。
コンボボックス
撮影前のコンボボックス

このコンボボックスには、現在表示しているサムネイルの「セル名」が表示されます。

このコンボボックスをクリックすると、カットフォルダーに存在する「セル名」の一覧が表示されます。( ) 内に表示される数字はセル枚数です。この一覧から選択することで、リストに表示するサムネイル画像を切り替えることが出来ます。
リテイク後のコンボボックス

撮影後にリテイクが出て、例えば、A フォルダーに対してリテイク素材を A.R1 フォルダーに入れた場合、2つのコンボボックスが表示されます。

このコンボボックスをクリックすると、絞り込みのワイルドカード一覧が表示されます。
 「 (52)」⇒ 全てのフォルダーを右側のコンボボックスに表示します。
 「*(36)」⇒ 撮影前のフォルダーだけを右側のコンボボックスに表示します。
 「*.R1(16)」⇒ リテイク1(R1)フォルダーだけを右側のコンボボックスに表示します。
「*.R1(16)」を選択すると、

このようになり、リストボックスに A.R1 フォルダーのサムネイルが表示されます。
リストボックス
リストボックスにサムネイルが表示されています。
リストの表示形式
メニュー表示 ▶や下部のツールバーコマンドを利用すると、リストの表示形式やサムネイルのサイズを変更できます。
リストのクリック
サムネイルをクリックするとビューを開きます。
環境設定 カット タブでダブルクリックに変更できます。
リストの複数選択
右図のようにリスト上で複数のサムネイル項目を複数選択すると、複数のファイルに一括適応できるコマンドが選択できるようになります。

マウスだけで複数選択したい時には、垂直スクロール表示の状態にすると良いでしょう。そうすると、リストの右側に余白ができますので、そこでマウスの左ボタンを押してマウスを移動させることで、複数のサムネイル項目を選択することができます。

なお、キーボードで複数選択する方法は、Windows 標準のリストでの仕様と同じなので、Shft キーや Ctrl キーを押しながらマウスの左ボタンをクリックをすることで複数選択することもできます。その場合は、余白が下にしか無い水平スクロール表示の状態であっても複数選択が可能です。
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