AniLaPaint 1.7/パネルパレットパネル

⇐ 画像をクリックするとその部分の説明にジャンプします。 パレットパネルでは、パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])を開いて分類名で切り替えられるカラー・パレットを表示します。 パネル・コマンドから、パレットコマンドを実行することで表示状態を切り替えることが出来ます。

ツールバー

クリックするとその部分の説明へジャンプします。

メニュー

ツールバーの一番左のボタンを押すとメニューが表示されます。
また、パネル上で右クリックすると似たメニューが表示されます。

右クリック・メニュー ⇧ このメニューの画像をクリックすると ⇦ その部分の説明へジャンプします。

タブ

パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])は複数開くことができます。沢山開いた場合には、◀ ▶ ボタンを押すことでタブをスクロールできます。× ボタンで現在アクティブなタブの画像を閉じることができます。

メニュー のタブのファイル名表示 ▶から、タブに表示するファイル名を数文字を少なくする事ができます。

カラーバー

１行目に現在開かれている画像のファイル名が表示されています。
２行目に現在選択されている色の情報が表示されています。この色は、このタブ内で選択した色とは限りません。アプリケーション全体で現在仕上げ色として選択されている色が表示されます。

通常は RGB の値 ( 0 ～ 255 ) が表示されますが、色に名前が表示されることもあります。

色の名前は、以下のパネル ① ➡ ② の順に色を検索して見つかった場合に表示します。

① カット・パネル内のパレット

➡

② パレット・パネル１～５の順

上記のパレット内で複数のタブを開いている場合には、アクティブなタブを最初に検索し次に左からタブの順に検索します。
同じ色は、早く見つかった方の名前だけを表示します。

スライダー

このスライダーを左右に動かすことでリストに表示されている項目の横幅を調節できます。

垂直スクロール表示 最大幅の時	最小幅の時
垂直スクロール詰めて表示 最大幅の時	最小幅の時
水平スクロール表示 最大幅の時	最小幅の時

コンボボックス

このコンボボックスには、現在表示しているパレットの「分類名」が表示されます。
このコンボボックスをクリックすると、

パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])に存在する「分類名」の一覧が表示されます。
この一覧から選択することで、パレットの分類を切り替えることが出来ます。

リスト

リスト項目の操作について説明します。

項目を複数選択する方法

左図のようにリスト上で複数のパレット項目を複数選択すると、複数のパレット項目に適応できるコマンドが選択できるようになります。

マウスだけで複数選択したい時には必ず、垂直スクロール表示の状態にしてください。この場合、リストの右側に必ず余白ができますので、その余白部分でマウスの左ボタンを押してマウスを移動させることで、複数のパレット項目を選択することができます。ビューを開くこと無く１つのサムネイルを選択したい場合にもこの方法が使えます。

なお、キーボードで複数選択する方法は、Windows 標準のリストでの仕様と同じなので、Shft キーや Ctrl キーを押しながらマウスの左ボタンをクリックをすることで複数選択することもできます。その場合は、余白が下にしか無い水平スクロール表示の状態であっても複数選択が可能です。

項目をドラッグ＆ドロップで移動する方法

パレットのリスト項目を１つもしくは複数選択した後に、その選択された項目の上でマウスの左ボタンを押しそのままマウスを移動（ドラッグ）するとマウスカーソルが次のようになります。

この状態で、別の パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])のリスト上で左ボタンを離す（ドロップする）ことで、リスト項目を移動させることが可能です。なお、 Ctrl キーを押しながらドロップした場合には、移動ではなくコピーになります。

開く...

このコマンドを実行すると、パレットを開くというタイトルのファイルダイアログが開くので、新規の名前を付けるか、既存のパレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])を選択して開くことができます。

新規パレットを開く方法

新規の パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])を開きたい場合には、作成したいフォルダまで移動した後に、画面の [ファイル名(N):] 欄に存在しないファイル名を入力してから 「保存(S)」ボタンを押してください。すると、新規のパレット・ファイルが作成され何もパレットが登録されていない白紙の状態でタブに開かれます。

既存パレットを開く方法

既存のパレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])を開きたい場合には、そのパレット・ファイルを選択してから「保存(S)」ボタンを押してください。すると、既存のパレット・ファイルがタブに開かれます。

なお、同じパレット・ファイルを複数回この方法で別のタブとして開くことも可能です。別のパレット・パネルに同じパレット・ファイルを開くことも可能です。別のパネルで同時に同じファイルを開いても、データはメインウィンドウ内で共有されているので、どのタブでパレットを変更しても全てのタブに反映されます。

履歴から開く ▶

履歴から開く

パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])の履歴一覧が表示されているので、ここから選んで開くことができます。

履歴を消去

パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])の履歴を全て消去します。

名前を付けて保存...

ファイル保存を開き、パレットの内容をパレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])に名前をつけて保存します。通常、パレットは現在の名前で自動的に上書き保存されますので、このコマンドは、別の名前で保存しなおしたい場合にのみ使用して下さい。

閉じる

現在アクティブになっているタブを閉じます。

すべて閉じる

すべてのタブを閉じます。

タブのファイル名表示 ▶

すべて

このコマンドを実行すると、タブにファイル名すべてを表示します。

先頭Ｎ文字

このコマンドを実行すると、タブにファイル名の先頭のＮ(1～3)文字を表示します。
先頭一文字
先頭二文字
先頭三文字

末尾Ｎ文字

このコマンドを実行すると、タブにファイル名の末尾のＮ(1～3)文字を表示します。末尾一文字
末尾二文字
末尾三文字

表示 ▶

垂直スクロール表示

垂直スクロール表示でアイコンを並べます。

の時

の時

垂直スクロール詰めて表示

垂直スクロール詰めて表示でアイコンを並べます。

の時

の時

水平スクロール表示

水平スクロール表示でアイコンを並べます。

の時

の時

昇順ソート

色の名前の昇順でソートして表示します。

降順ソート

色の名前の降順でソートして表示します。

最新の情報に更新

リスト項目を パレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])から再度読み直し、最新の情報に更新します。
通常は数秒間隔で自動的に最新の情報に更新されます。
このコマンドは、すぐに最新の情報に更新したい時に使用して下さい。

編集・コマンド

同じパレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])を複数のパネルで開いた場合には、全てのパネルで同じ状態で表示されます。

他のファイルから追加...

パレットを挿入を開き別のパレットファイル (*.[anila_palette/csv/txt])を読み込み、現在のパレットパネルに追加します。

元に戻す

このコマンドを実行すると、現在のタブの状態を最後に変更した処理を取り消して元に戻します。

やり直す

このコマンドを実行すると、現在のタブの状態を最後に元に戻した処理を取り消してやり直します。

分類名を変更...

現在のコンボボックスの分類名を変更するために、分類名を変更ダイアログを表示します。

色の追加...

カラーピッカーパネルや色指定パネルなどでスポイトした色に名前を付けて表に新たなアイコンを追加するために、色を追加ダイアログを表示します。

色の設定...

表で選択したアイコンの色や名前を変更するために、色の設定ダイアログを表示します。複数のアイコンを選択してからこのコマンドを実行すると、色の設定ダイアログで [ OK ] ボタンを押すと次の色が順番に表示されます。
表のアイコンをダブルクリックしてもこのコマンドが実行されます。

色の移動...

表の選択中のアイコンを別の分類名へ移動したりコピーするために、色を移動ダイアログを表示します。

色の変更（バケツ塗り）

このコマンドを実行すると、このアイコンがオンの状態になりバケツカーソルになります。この状態でもう一度このコマンドを実行すると、オフの状態になり矢印カーソルに戻ります。

カラーピッカーパネルや色指定パネルやビュー等で色をスポイトして、カラーバーの色をターゲットの色に変更してから、このコマンドがオンの状態でアイコンをクリックすると、そのアイコンの色を変更できます。　　

色の削除...

表で選択中のアイコンを、色を削除ダイアログで削除することができます。

分類を削除...

このコマンドを実行すると、削除の確認メッセージが表示されます。

[ はい(Y) ] ボタンを押すと、現在表示されているアイコンのすべてを削除します。
このコマンドは、現在表示中の分類名の削除する機能であり、同じパレット・ファイル内の他の分類名までは削除しません。

全て削除...

このコマンドを実行すると、削除の確認メッセージが表示されます。

[ はい(Y) ] ボタンを押すと、パレットをすべて消去して白紙の状態に戻します。

✔ ドッキング可能

このチェックをオンにするとパネルがドッキング可能になります。
ドッキング中の場合にこのチェックをオフにするとフローティング化されます。
このチェックがオフの時には、パネルのウィンドウを移動する際にドッキングガイドが表示されません。

パネルのタイトルバーをダブルクリップした場合の動作が、ドッキング可能かどうかによって異なります。
・オンの時 … フローティング ⇔ ドッキングを切り替えます。
・オフの時 … 最大化 ⇔ 元のサイズを切り替えます。