- ここでは、色の一括置換の方法について説明します。
- メインウィンドウを開いた状態から説明します。
今ビルドパネルになっている上部タブの右の 「色置換」 タブを押してください。
すると、色置換パネルが表示されます。
サンプルでは最初から下の図のように既に設定済みの 「金髪化」 というタブが表示されているはずです。
もし、 「金髪化」 のタブが表示されていない場合、次の方法でこのタブを表示できます。- 次図のように、小さいツールバーの一番左のボタンを押すとメニューが表示されます。
その中の開く...をクリックしてください。
すると次のようなファイル・ダイアログが表示されます。このチュートリアルの説明では、 G:\ ドライブに展開したので以下のフォルダーになりますが、ユーザ様がサンプルをどのフォルダーに展開したかによって位置が異なりますので、ご自分で以下のフォルダーを探してください。
「金髪化.anila_convert」 を選択して開くと、 「金髪化」 タブが開きます。
※ なお、拡張子の .anila_convert が表示されるかどうかは、あなたの OS の設定次第です。
次図のようにカットパネルの タブをクリックしてください。
すると、 パレット の表示に切り替わります。
次図のように、 開く... ボタンを押してください。
すると次のようなファイル・ダイアログが表示されます。このチュートリアルの説明では、 G:\ ドライブに展開したので以下のフォルダーになりますが、ユーザ様がサンプルをどのフォルダーに展開したかによって位置が異なりますので、ご自分で以下のフォルダーを探してください。
「色指定-金髪.anila_palette」 を選択して開くと、 「色指定-金髪」 タブが開きます。
※ なお、拡張子の .anila_palette が表示されるかどうかは、あなたの OS の設定次第です。
すると、色置換パネルの状態が少し変化します。以前の状態
| 今の状態
|
上図の左では色が一部数値で表示されていますが、右では全ての色の名前が表示されています。
実はこの色の名前、先ほど開いた 「色指定-金髪.anila_palette」 で定義した名前が表示されています。
「金髪化.anila_convert」 には色の置換データしか格納されておらず、色の名前は最初にカットパネルの タブ内の何れかのタブ、次にパレットパネルの何れかのタブから自動的に検索されて最初に見つかった色名が表示されます。
この部分が 「セル名 単位で選択した彩色画像」 になっていることを確認してください。
もし、違っていたら変更してください。
次に下図の横バーの部分をドラッグして、チェックボックスが並んだ領域を広げてください。
(ディスプレイのサイズによっては最初から広く表示されているハズなので、その場合は広げなくても良いです)
金髪化するのは、 A 〜 D セルですので、以下のようにチェックを付けてください。
また、 Free 版の場合、 E セルまでしか使用できないので、ここでは元のセルを上書きします。
ですから、 「色置換結果を別セルに出力」 のチェックを外してください。
(製品版の場合、このチェックを付ける事で、別セルに色置換結果を出力できます)
次図のように 「すべて色置換」 ボタンを押してください。
すると、 A 〜 D セルの色が色置換パネルで設定されているとおりに一括色置換されて、彩色画像のビューが順次開いていきます。
全て色置換が終了すると次のように表示されます。
この時点では、まだディスク上のデータは色置換前の状態です。
メモリー上でのみ金髪化された状態になっています。
下図のタブの一番右にあるボタンを押すと、タブが表示しきれていないセル番号のビューに切り替えられます。
また、前のビューや次のビューを利用してもビューを切り替えられます。
このように、ビューを切り替えて間違いがないか確認してください。
このサンプルでは、間違いは無いと思いますので、いくつかのビューを見てみたら次図の すべてを保存 を実行してください。
すると、 「A・1*」 が 「A・1」 となり、 * が消えます。
* は編集中の意味ですので、これが消えたという事は、金髪化したデータがディスクに保存されたことを意味します。
つぎに、下図のように、「ビルド」タブをクリックしてビルドパネルを表示してください。
ビルドパネルのツールバーの一番左のボタンを押すと、メニューが表示されますので 「 ビルドの設定... 」 コマンドを実行してください。
すると下図のようにビルドの設定ダイアログが表示されます。
上図の赤枠で示してある 「 Build_E_H.ini 」 をクリックして選択してください。
このチュートリアルでは、 E セルまでしか使用できない Free 版を考慮して、A 〜 D セルの色置換を上書き保存した場合の例を上記で指名しました。ですから、こちらの設定を A 〜 D の設定に変更しなくてはなりません。
右の方の赤枠の部分の A 〜 D にチェックしてください。
そして、下の方の赤枠にあるように 「 E_H 」 の現在の名前を 「 金髪 」 に 「 変更 (R) 」 してください。
すると、次図のようにファイル名が 「 Build_金髪.ini 」 に変わります。
なお、上の図では E, F, G, H セルが表示されていますが、 Free 版の場合には F セル以降が表示されることはありません。また、Free 版の場合には、 -Fr_STD, -Fr_全体, -LO_STD, -LO_全体 等のレイアウトやフレームなどのターゲット・セルについても表示されません。
次に、下図のように、ビルド・パネルのカラーバーの下にあるコンボボックスから 「 Build_金髪.ini 」 に切り替えてください。
すると、下図のように金髪に色置換した場合のビルド設定が表示されます。
この設定は作者が予めサンプル用に設定したものですので、もし、ご自分で別の色に色置換した場合には、これらのビルド設定も手作業で作成する必要があります。
それでは金髪に色変換したセル画像を作成してみましょう。
下図のように、メニューバーの 「 ビルド(B) 」 の中のすべてのセル画を更新...を実行してください。
すると、セル画像の作成ダイアログが表示されるので、 「 開始 」 ボタンでビルドを開始してください。
するとこのようにビルド処理が実行されて、色トレス線が除去されビルドの設定で指定した通りのエフェクト処理を施してセル画像を作成します。
タイムシートを開き、 「 ▶ 再生 」 を行うと、
金髪化したセル画像を使用した動画を再生できます。
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