AniLaPaint 1.7/インポート2値化の設定

 
➡ 操作手順のページへ
設定タブ
  2値化
  元動画の調整
  線の色変更
  線の太さ
  ゴミの削除
  実線の濃度
  色漏れの防止
リセット(Alt+0)
設定ファイル
  読み込み(Alt+1)
  書き込み(Alt+2)
初期値
  読み込み(Alt+3)
  書き込み(Alt+4)
プレビュー画面に関するコントロール
2画面 ⇔ 3画面
画面切り替え
  ☑ 全体プレビューを表示(Alt+6)
  全体プレビューの更新(Alt+7)
  ◉ 全てのトレス線(Alt+P)
  ○ 実線部分のみ(Alt+L)
  □ 実線プレビューを強調
プレビューに使用する画像の切り替え
  セル(Alt+A)
  セル番号(Alt+E)
元動画 (変換前の画像)
  ☑ 全体表示がオンの場合(Alt+Z)
  □ 全体表示がオフの場合(Alt+Z)
実線部分のみ
  [□ 実線プレビューを強調] がオフの時
  [☑ 実線プレビューを強調] がオンの時
  [■ 実線プレビューを好調] がその他の時
全てのトレス線
[ < 戻る ] ボタン(Alt+B)
[ 次へ > ] ボタン(Alt+N)
[ キャンセル ][ × ] ボタン(ESC)
[ ヘルプ ] ボタン(F1)
設定タブ
設定タブを使用して2値化の設定を行います。
2値化
このタブではインポートする元素材が 「スキャンした動画素材」 なのか「他のペイントソフトなどですでに彩色済みの色トレス線の消去前の画像」なのかによって選択肢が異なります。
 
インポートする元素材が 「スキャンした動画素材」 ならば、必ずフルカラーの素材なので上図のような状態になります。
 
インポートする画像がすでに2値化されているセル塗りの画像の場合、概ね色数が 256 色未満になりますので上図のような状態になります。
⇒ 詳細ページへ
元動画の調整
2値化タブの設定で、に設定した場合、このタブは表示されません。
このタブでは「スキャンした動画素材」に対するエフェクト処理を行います。
エフェクト処理は @ 〜 F の順に行われます。
 
ホワイトバランスやその他のエフェクトを使用しないと綺麗な線として2値化できません。
ほかのタブの処理は、このタブの処理が終わった後に処理されます。
つまり、他のタブの設定はこのタブの設定次第では再調整が必要になるという事になります。
そういった意味で一番重要なのがこのタブの設定です。
⇒ 詳細ページへ
線の色変更
このタブでは全てのトレス線に表示される画像のトレス線の色を別の色に変更することができます。
 
⇒ 詳細ページへ
線の太さ
2値化タブの設定で、に設定した場合、このタブは表示されません。
このタブではトレス線の色についてその色を使用するかどうかやその太さを指定します。
 
⇒ 詳細ページへ
ゴミの削除
このタブでは自動的にドットゴミを削除することができます。
 
⇒ 詳細ページへ
実線の濃度
以下の場合はこのタブは表示されません。
セル番号を付けるページで を選んだ場合
2値化の設定ページの 2値化タブでを選んだ場合
このタブでは実線部分のみの線として認識する場所の 全てのトレス線との同期性や、実線の濃さを設定できます。
 
⇒ 詳細ページへ
色漏れの防止
このタブでは全てのトレス線の少しだけ途切れている線を自動でつなぐように設定できます。
 
⇒ 詳細ページへ
リセット(Alt+0)
このボタンを押すと、確認メッセージが表示されます。
 
を選択すると、現在の設定タブの設定内容を全て出荷時の状態に戻します。
設定ファイル
このページの設定を2値化設定ファイル(*.anila_import)にしての読み書きすることができます。
読み込み(Alt+1)
このボタンを押すと、2値化設定を開くというタイトルのファイル選択ダイアログが表示されるので、過去に保存した 2値化設定ファイル(*.anila_import)設定タブに読み込むことができます。
書き込み(Alt+2)
このボタンを押すと、2値化設定を名前を付けて保存というタイトルのファイル保存ダイアログがが開くので、現在の設定タブの設定内容を 2値化設定ファイル(*.anila_import)に書き込むことが出来ます。
初期値
このページの設定を環境設定に初期値として読み書きできます。
読み込み(Alt+3)
このボタンを押すと、確認メッセージが表示されます。
 
ボタンを押すと、環境設定から最後に保存した設定タブの設定内容を読み出します。
書き込み(Alt+4)
このボタンを押すと、確認メッセージが表示されます。
 
ボタンを押すと、現在の設定タブの設定内容が環境設定に保存されます。
プレビュー画面に関するコントロール

この部分はプレビュー画面に関するコントロールとなります。
スキャナーで取り込んだ元動画 を2値化してトレス線にした全てのトレス線のプレビュー画面と、実線部分だけをグレースケール階調で抽出した実線部分のみのプレビュー画面が表示されます。これらの画面を見ながら、設定タブの各種設定を行うことで理想の線の状態に近づけて行くことができます。
2画面 ⇔ 3画面
出荷時の状態では、プレビューは2画面となっています。
 
ボタンを押すと、3画面構成になります。
 
ボタンを押すと、2画面構成に戻ります。
画面切り替え
この部分を変更することで、プレビュー画面の表示の切り替えが可能です。
は、 ボタンを押した時に全体プレビューを表示する画像の確認ウィンドウに表示する画像の種類を指していますが、2画面の場合に右側の画面に表示する画像の種類も同時に示しています。
☑ 全体プレビューを表示(Alt+6)
このチェックをオンにすると、画像の確認ウィンドウが表示され、画像全体のプレビューが可能です。
全体プレビューの更新(Alt+7)
このボタンを押すと、画像の確認ウィンドウに表示されている画像を設定タブの現在の設定で更新します。画像全体のプレビューは負荷の高い処理なので、このボタンを押さない限り更新されないようになっています。
◉ 全てのトレス線(Alt+P)
がオンの時、画像の確認ウィンドウに表示される画像は、全てのトレス線 の画像の全体になります。2画面の場合には、同時に部分プレビューの右側の画面に全てのトレス線の画像が表示されます。
○ 実線部分のみ(Alt+L)
がオンの時、画像の確認ウィンドウに表示される画像は、実線部分のみ の画像の全体になります。2画面の場合には、同時に部分プレビューの右側の画面に実線部分のみの画像が表示されます。
□ 実線プレビューを強調
実線部分のみの説明を参照してください。
プレビューに使用する画像の切り替え


通常は、自動的に一番若い 「セル番号」 が自動的に選択されます。AniLaPaint では、 「セル番号」 1つずつ異なる2値化の設定にすることはできません。

セル(Alt+A)
このコンボ・ボックスをクリックすると、 「セル重ね」 の一覧(左図)が表示されます。プレビューしたいセルがある 「セル重ね」 に変更してください。
セル番号(Alt+E)
このリスト・ボックス(左図)の中から、プレビューで表示したい 「セル番号」 を選択してください。
元動画 (変換前の画像)
元画像の画面は、スキャンされた動画の画像のことです。この画面では、動画画質の調整タブで設定した処理を全て行った後の状態が表示されます。 のチェックの状態によって、その下の元動画のプレビュー画面の表示方法が変化します。

☑ 全体表示がオンの場合(Alt+Z)
のチェックがオンの時、画像全体を表示しプレビューする部分を点線の四角で表示します。

この画面をマウスの左ボタンでクリックすることで、点線の四角の位置を変更できます。
□ 全体表示がオフの場合(Alt+Z)
のチェックがオフの時、画像のプレビューする部分だけを表示します。

この画像をマウスの左ボタンを押したまま移動することで、プレビューする位置を変更できます。
実線部分のみ
色トレス線の設定をプレビューする前に、実線のプレビューを行ってください。この画面は、 実線画像ファイルをプレビューするための画面です。実線画像は、 「細くシャープな見やすい濃さの線」 することが課題です。そのような線になるように、動画画質の調整 タブや、トレス線の太さ の黒トレス線の設定や、ドットゴミ削除実線領域や濃度 を設定してください。

[□ 実線プレビューを強調] がオフの時
このチェックをオフにすると、実際に保存される 実線画像ファイルの状態で表示されます。

この画面ができるだけ 綺麗でシャープな見やすい濃さの線 になるように、動画画質の調整 タブや、トレス線の太さ の黒トレス線の設定を調節してください。
[☑ 実線プレビューを強調] がオンの時
このチェックをオンにすると、2値状態で表示されます。

この画面は単に、薄いドットゴミがどの程度存在するかを確認するためのものです。
[■ 実線プレビューを好調] がその他の時
このチェックをその他■にすると、本来の実線を動く点線で表示した画面になります。

この画面では、 このチェックをオンにして2値化した時よりも、1ドット程度のゴミはよく見えます。
全てのトレス線
この画面は、 彩色画像ファイルをプレビューするための画面です。

この画面上にマウスカーソルを置くと、 バケツ・カーソルが表示されます。
画像をマウスの左ボタンでクリックすると、右図のように灰色でペイントされます。 もし、線が途切れていると灰色の部分が期待する部分を超えて(漏れて)広がります。

このプレビュー画像で重要なことは、 「たとえ線が太くなっても、とにかくペイントが漏れない程度の太さにする」 ということです。

詳しくは、トレス線の太さ タブの説明を御覧ください。
[ < 戻る ] ボタン(Alt+B)
 
前のページに移動します。
上書きファイルの確認または合成伝票またはセル番号を付ける
[ 次へ > ] ボタン(Alt+N)
 
このボタンを押すと、次のページに移動します。
設定内容の保存
[ キャンセル ][ × ] ボタン(ESC)
 
これらのボタンを押すと、次のメッセージを表示します。
 
ここで、ボタンを押すことで、設定作業を中止してこのウィザードを閉じます。
[ ヘルプ ] ボタン(F1)
 
このボタンを押すと、このページを表示します。
Copyright© 1997-2023 Kazuki Onogi (AniLaSoft),All rights reserved.