AniLaPaint ver1.6 取扱説明書/インポート/2値化の設定2値化

このタブではインポートする元素材が 「スキャンした動画素材」 なのか「他のペイントソフトなどですでに彩色済みの色トレス線の消去前の画像」なのかによって選択肢が異なります。
 
インポートする元素材が 「スキャンした動画素材」 ならば、必ずフルカラーの素材なので上図のような状態になります。
 
インポートする画像がすでに2値化されているセル塗りの画像の場合、概ね色数が 256 色未満になりますので上図のような状態になります。

➡ 操作手順のページへ
◉ 2値化処理が必要(Alt+T)
  ☑ 実線をグレースケール諧調線にする(Alt+G)
◉ 既に2値化処理が施されているので不要
  ☑ 元画像の実線が黒ではないので AniLaPaint の仕様に合わせて黒に変換(Alt+K)
  元画像の実線色(Alt+R)
  ←この値でプレビュー更新(Alt+U)
  ☑ ↑この色を「全てのトレス線」画面からスポイト(Alt+S)
◉ 2値化処理が必要(Alt+T)

元画像が、スキャンされた動画素材の画像の場合にこちらを選択してください。
セル番号を付けるページで を選択した場合には、以下のチェックボックスが表示されます。
☑ 実線をグレースケール諧調線にする(Alt+G)

このチェックをオンにすると、実線画像ファイルをグレースケール階調線として作成します。
彩色作業まではグレースケール階調の後で実線を2値化することも可能です。詳しくは、環境設定セル画像の実線をご覧ください。


もちろん、この時点で実線を2値化してしまうことも可能です。その場合は、このチェックを外してください。実線画像ファイルを2値線として作成します。一旦実線を2値線にしてしまうと、今後の仕上げ作業で実線をグレースケール階調線にすることもアンチエイリアシングを付けることもできなくなります。
◉ 既に2値化処理が施されているので不要

スキャンされた動画素材の画像を他のソフトで2値化処理を施している場合には、こちらを選択してください。
☑ 元画像の実線が黒ではないので AniLaPaint の仕様に合わせて黒に変換(Alt+K)

業務用のセルアニメーション仕上げソフト用のスキャン画像2値化ソフト等で2値化した場合には、そのソフトの設定によっては実線が黒以外の色になっているかもしれません。もし、実線が黒以外の色で2値化された素材の場合、下のプレビュー画面の実線部分のみの画面に何も表示されていません。そんな場合に、このチェックをオンにして、以下の項目を設定してください。
元画像の実線色(Alt+R)

元動画の実線の色を数値で設定してください。左から RGB の順で、それぞれ 0 〜 255 の範囲内の値です。
←この値でプレビュー更新(Alt+U)
ボタンを押すと、設定された RGB 値に相当する部分を実線部分のみの画面に抜き出して表示します。
☑ ↑この色を「全てのトレス線」画面からスポイト(Alt+S)

このチェックをオンにすると、 RGB 値をキーボードで入力する必要がなくなります。下の全てのトレス線の画面の画像をクリックして色をスポイトすることが可能となります。
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