AniLaPaint ver1.6 取扱説明書/ビュー/画像のビュー実線画像のビュー

 
カットフォルダー上に配置された実線画像ファイルを開いて編集するためのビューのことを実線画像のビューと呼びます。
実線画像のビューでの編集作業
 不要なノイズなどのゴミを除去する作業
 意図せず線が途切れている部分の修復作業
黒マスク表示
透明色の変更
実線画像のビューでの編集作業
実線画像のビューで行う編集作業は、次の2つです。
不要なノイズなどのゴミを除去する作業
不要なノイズなどのゴミを除去する作業の方法ですが、もっとも簡単な方法はドットゴミ取りツールを使用する方法です。
肉眼ではドット状のゴミを発見するは困難ですが、このツールを利用すると線が太く表示されドット・ゴミなど見つけやすいサイズになります。
 
そして、マウスの左ボタンを押しながら、ドット・ゴミを囲むようにマウスを動かしボタンを放すと、その瞬間にゴミが消去されます。

意図せず線が途切れている部分の修復作業
意図せず線が途切れている部分の修復作業の方法ですが、鉛筆ツールを使うと良いでしょう。
このツールは、線の直径を適切に指定すれば、鉛筆で描かれた動画の線に似た線を引くことができるツールです。ペン・タブレットや液晶タブレットがあれば、スタイラスペンを利用して筆圧に応じた線をひくことが可能です。

実線画像に線を追加した後に、その実線部分を彩色画像のビューに転送するために、実線を彩色画像へ転写して開く...コマンドを実行して、実線位置の同期ダイアログを表示します。このダイアログでボタンを押すと、自動的に実線画像の実線が彩色画像へ転送されます。
黒マスク表示
 
黒マスク表示コマンドでビューを黒マスク表示することができます。黒マスク表示とは、グレースケール階調の線を2値線として表示するモードです。2値にするしきい値は 254 で、白以外のすべてのグレーを黒として表示します。この表示は2値化した時の状態をイメージするための表示でもあります。

※ ただし表示倍率によっては、上の例のようにGPUによるアンチエイリアシングをかけた状態で表示されます。拡大すれば2値で表示されていることが分かります。
透明色の変更
 
透明色カラーピッカーパネル色指定パネルなどから透明色を変更することができます。
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