AniLaPaint ver1.6 取扱説明書/仕様タイムシート・ファイル (*.anila_ts)

タイムシート・ファイル (*.anila_ts)について説明します。

タイムシート・ファイル (*.anila_ts)は、基本的に AniLaPaint の GUI の操作によって自動的に生成され書き込まれます。ここでその仕様を公開しているのは、透明性を確保するためです。これらのファイルを手作業で変更することは極力避けてください。

このファイルが保存される場所

このファイルは、どんなフォルダーに格納しても構いません。ただ、アニメーションのデータを別の HDD にコピーしたり移動したりする場合、各カットのデータと環境設定ファイルとのリンクが切れてしまう可能性があります。詳しくは、実際に環境設定ファイルを作成する環境設定の保存場所をご覧ください。

このファイル内には、カットフォルダーへのパス情報が入っています。このファイルを別のフォルダーなどに移動するとカットとのリンクが切れてしまいます。

内容について

このファイルには、

タイムシートのビューで使用するためのタイムシート情報が格納されています。

このファイルを新規作成するには、まず

タイムシートのビューを開きます。そして、タイムシートを入力後

保存することで作成できます。

[AniLaPaint/1.5/TimeSheet] セクション

このセクションには、タイムシート設定の情報を格納しています。

cut
viewMode	表示する画像の種類 (0 実線画像 / 1 彩色画像 / 2 セル画像)
title	タイムシートに表示する TITLE / CUT / MEMO ➡TITLE・MEMO の編集
memo
secPerPage	１ページの秒数 ➡タイムシートの設定
layerCount	レイヤー数
frameCount	フレーム数
fourCC	=DIB 圧縮プログラム (DIB 無圧縮)
quality	=0 圧縮の品質 (0 指定なし)
keyFrameEvery	=0 キーフレーム (0 指定なし)
bytesPerSecond	=0 データ速度 (0 指定なし)
framesPerSecond	=24 FPS (6, 8, 12, 15, 24, 30)
outWidth	=0 出力画像の横幅ピクセル数 (0は等倍)
outHeight	=0 出力画像の縦幅ピクセル数 (0は等倍)
bgMode	=0 背景 (0 市松模様 / 1 単色 / 2 透明（アルファ・チャンネル）)

[AniLaPaint/1.5/TimeSheet-N] セクション (N = 0 ～ [レイヤー数-1])

このセクションには、レイヤー情報を格納しています。

cutPath	このファイルの保存されているドライブとカットフォルダーのドライブが同じ場合は、カットフォルダーへの相対パスが入っています。ドライブが異なる場合は、カットフォルダーの絶対パスが入っています。
subDir	カットフォルダーフォルダー内の Line, Paint フォルダーの下のサブフォルダー名（セル名）の情報が入っています。
cell	レイヤー内のセル情報が「フレーム数:セル番号」の順で格納されています。 cell.0=72:1 cell.1=102:2 cell.2=105:3 cell.3=108:4 cell.4=111:0 cell.Size=5
isHide	レイヤーを表示 (true する / false しない)