- 以下の場合はこのタブは表示されません。
・セル番号を付けるページで を選んだ場合
・ 2値化の設定ページの 2値化タブでを選んだ場合
このタブでは実線部分のみの線として認識する場所の 全てのトレス線との同期性や、実線の濃さを設定できます。
⇒ 詳細ページへ
⇦ 前のタブの操作手順へ- 次に示す方法に従い設定してください。
- がオフの時、
実線部分のみ のプレビューが、このように表示されたとします。
- をオンにすると、
←(図1)
全てのトレス線 との同期が行われて、このように色トレス部分からは実線を拾わないようにできます。
- を に変更してみます。
←(図2)
すると、このようになります。
- 図1と図2の画像の一部を拡大してみると以下のようになります。
図1の拡大 | 図2の拡大 |
図1よりも図2の方が、より自然に見える線になっていることが判ります。
- 最大の 「3ピクセル拡張した領域から実線を作成」 に設定すると、
←(図3)
このようになります。
- 図3は図2とくらべて線自体の質は余り変化がありませんが、色トレス線の部分が少し実線として出てしまっています。最大に設定するとこのようになる場合があります。
- 「☑ D 実線の濃さを一定にする」 については、一応チェックをオンにしておくと良いでしょう。極端な例を示せば見ても分る変化があるのですが、ある程度以上の動画の線質であれば、この機能をオンにしてもオフにしても見て分るほどの違いは生じません。保険のためオンにしておきましょう。
「実線の濃さを変更」 の設定については、実際に見て分かる変化があります。
数値を小さく取ると、
薄い実線になります。実際には薄い実線にする必要がある場面は殆ど無いと思います。
数値を大きく取ると、
2値のような実線になります。 1000 まで上げると実線画像が完全な2値画像になります。
- 実線画像をこの処理で2値線にしてしまうと、セル画像の作成時にグレースケールの多値線に戻すことはできませんので注意して下さい。
- この設定で2値線にした場合、☑ K 彩色画像の黒トレス線の領域と同期 (Alt+K)のコンボボックスが「同じ領域から実線を作成」以外になっている場合には、彩色画像よりも若干太い実線になりますので注意して下さい。
- そもそも実線を2値線にしたいのでしたら、2値化の設定で、 [ □ 実線をグレースケール階調線にする ] のチェックを外すほうが良いでしょう。
- ➡ 次のタブの操作手順へ
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