AniLaPaint 1.7/仕様/設定ファイルビルド設定ファイル(Build*.ini)

ビルド設定ファイル(Build*.ini)について説明します。
このファイルが保存される場所
[AniLaPaint/1.6/Build] セクション
  ビルド基本設定
    セル画像の実線
    セル画像の色補完
    セル画像の色捜査
  ビルドの設定
    targets
  ビルドパネル
    effect
    基本クラス
    PAINT (彩色レイヤー)
    NOISE (ノイズを加える)
    LINE (実線レイヤー)
    GAUSSIAN (ぼかし(ガウス))
    MOTIONBLUR (ぼかし(移動))
    TEXTURE (テクスチャー)
このファイルが保存される場所
このファイルは、インポート時に環境設定ビルドで設定した初期値で build.ini ファイルがカットフォルダー内に自動的に作成されます。
[AniLaPaint/1.6/Build] セクション
このファイルは、ビルドの設定ダイアログで build_*.ini という * の部分が任意のファイル名のビルド設定ファイルが作れます。さらに、 ビルド基本設定 プロパティ・シートで基本設定を、ビルドパネルでエフェクトの設定を行えます。

ビルド基本設定
ビルド基本設定 プロパティ・シート
セル画像の実線
セル画像の実線ページの状態が格納されています。
isLineFromPaint
false 全色トレス素材で実線無し / true 彩色画像の黒トレス線を実線とみなす
isLine
true 実線のまま使用 / false 実線を2値化して使用
isLineHist実線の濃さの平均値を常に一定にたもつ true ☑ / false ☐
lineHistNode明暗の値 この例では =50
lineBlackこの数値未満を黒と認識する閾値 この例では =180
セル画像の色補完
セル画像の色補完ページの状態が格納されています。
明色 または 暗色 :
  isPaint=true + isPaintMid=false
中間色 :
  isPaint=true + isPaintMid=true
カブラペン・トレス風 :
  isPaint=false + isPaintSmooth=false
グラデーション :
  isPaint=false + isPaintSmooth=true
isPainttrue isPaintMidを使用 / false isPaintSmoothを使用
isPaintMidtrue 中間色 / false 明色または暗色
isPaintSmoothtrue グラデーション / false カブラペン・トレス風
paint2LineLocation明色または暗色の場合 どちらの色を取るかの色の割合

この例では =50
isPaintSlimLine細線化 true ☑ / false ☐
paintSlimLineLocation上から 0 〜 2 この例では =0
paintSlimLineWidthエディット・ボックスの数値 この例では =100
paintSlimLineScale上から 0 〜 1 この例では =0
paintSlimLinePass0 [細線化を前処理として行う] / 1 [細線化と色の補完を同時に行う]
isPaintCorner角の協調 true ☑ / false ☐
paintCornerDegreeこの例では =175
paintCornerFlagこの例では =500
セル画像の色捜査
セル画像の色捜査ページの状態が格納されています。
holeMax穴の大きさ : この例では =10
holeDegree検査角 : この例では =10
traceMax捜査最長 : この例では =50
traceDegree捜査角 : この例では =6
traceLineMax実線半径 : この例では =2
ビルドの設定
ビルドの設定ダイアログで設定した値を格納します。
targets
この例では
targets.0=A
targets.1=B
targets.2=C
targets.Size=3
targets.Sizeセル名の数
targets.N
(N = 0 以上 targets.Size 未満)
セル名の文字列
ビルドパネル
ビルドパネルで設定した状態を格納しています。
effect
effect.Sizeエフェクト・レイヤーの数
effect.N.effectID
(N = 0 以上 effect.Size 未満)
以下のいずれかの文字列
=PAINT (彩色レイヤー)
=NOISE (ノイズを加える)
=LINE (実線レイヤー)
=GRADIENT (グラデーション)
=GAUSSIAN (ぼかし(ガウス))
=MOTIONBLUR (ぼかし(移動))
=TEXTURE (テクスチャー)
effect.N.effectID の値毎の設定の意味は以下を参照してください。
例えば、effect.N.hasNoise=true 等のように前に effect.N. (N は数字) が付きます。
それぞれ継承元のパラメーターも含みます。
基本クラス
hasNoiseノイズ追加 : true する / false しない
noiseRangeノイズ発生率 : 0 〜 1000
noiseChannelノイズのチャンネル : 0 RGB / 1 R / 2 G / 3 B / 4 αチャンネル
PAINT (彩色レイヤー)
基本クラスから継承されています。
convert.Size色置換設定の個数
以下の N は、0 以上 convert.Size 未満の値です。
convert.N.isOKtrue 使用する / false 使用しない
convert.N.srcColor彩色画像の色 : (R, G, B) の値
convert.N.dstColorセル画像の色 : (R, G, B, A) の値
convert.N.dstOpacity置換後の不透明度 : 0 〜 255
NOISE (ノイズを加える)
基本クラスから継承されています。
このクラスの場合には hasNoise=true で固定。(継承クラスでは変更可)
isOKこのレイヤーを使用するかどうか
true 使用する / false 使用しない
isBG透明部分にはみ出す : true / false
hasSelect出力範囲の色指定 : true / false
color彩色画像の色 : (R, G, B) の値
dstColor別の色に置き換える TRUE の場合の色 : (R, G, B) の値
opacity不透明度 : 0 〜 255
expand色の拡張・縮小 : ピクセル数
select.Size出力範囲の色指定に指定した色の数
以下の N は、0 以上 convert.Size 未満の値です。
select.N.isOKこの色を使用するかどうか :
true 使用する / false 使用しない
select.N.color範囲を定める色 : (R, G, B) の値
select.N.expand範囲の拡張・縮小 : ピクセル数
LINE (実線レイヤー)
NOISE (ノイズを加える)から継承されています。このクラス専用のパラメーターはありません。継承元クラスのパラメータのみです。
GRADIENT (グラデーション)
NOISE (ノイズを加える)から継承されています。
hasGradientグラデーションを使用するかどうか
true 使用する / false 使用しない
このクラスは常に true / 継承先クラスは選択可
angle角度 : -360 〜 360
isAreaStart色限定内に追従 : true / false
isAreaSeparate透明分離して追従 : true / false
areaMin最小ピクセル数
areaLastラスト位置 : 0 〜 100
GAUSSIAN (ぼかし(ガウス))
GRADIENT (グラデーション)から継承されています。
radiusぼかしの半径
MOTIONBLUR (ぼかし(移動))
GRADIENT (グラデーション)から継承されています。
dimぼかしのサイズ : ピクセル数
angleぼかしの角度 : -360 〜 360
isUnidirectional方方向へのぼかし : true / false
TEXTURE (テクスチャー)
GRADIENT (グラデーション)から継承されています。
pathテクスチャー素材 : カット・フォルダーからの相対パス指定
isAlphaαチャンネルだけを使用 : true / false
isAreaSelect出力範囲に追従 : true / false
pos素材の位置合わせ :

上から 0 〜 8
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