AniLaPaint 1.7/仕様アプリケーションデーターのファイル

AniLaPaint を起動すると自動的に作成されるアプリケーションデーターのファイルについて説明します。
保存される場所
ファイルについて
保存される場所
Windows 10 / 11 では Microsoft Store アプリ のアプリケーション用設定ファイルなどの保存先が仮想化された AppData フォルダ に変更となりました。

ただし、ディスクトップ版の同一のアプリとの互換性を考え、 OS が旧来の AppData フォルダの方を使う事もあります。これは OS が自動的に決定することでありアプリからは選択できません。

OS は次のアルゴリズムにより BootList.ini を見つけます。
  1. まず仮想化された AppData フォルダを検索します。
    C:\Users\[あなたのアカウント名]\AppData\Local\Packages\36841AniLaSoft.AniLaPaint_dkjm9rjqzr974\LocalCache\Local\AniLaSoft\AniLaPaint\1.6\BootList.iniが存在する場合、この BootList.ini を使用します。存在しない場合は次へ↓
  2. 次に旧来の AppData フォルダを検索します。
    C:\Users\[あなたのアカウント名]\AppData\Local\AniLaSoft\AniLaPaint\1.6\BootList.iniが存在する場合、この BootList.ini を使用します。存在しない場合は次へ↓
  3. 最後に仮想化された AppData フォルダを作成します。そのうえで、
    C:\Users\[あなたのアカウント名]\Documents\AniLaPaint\BootList.ini.bak
    が存在する場合は、
    C:\Users\[あなたのアカウント名]\AppData\Local\Packages\36841AniLaSoft.AniLaPaint_dkjm9rjqzr974\LocalCache\Local\AniLaSoft\AniLaPaint\1.6\BootList.ini
    にコピーします。BootList.ini.bakが存在しなかった場合、新規の BootList.ini を作成します。
  4. C:\Users\[あなたのアカウント名]\Documents\AniLaPaint\BootList.ini.bak
    は、BootList.iniが AppData フォルダに保存されるたびにバックアップとして保存されます。
この仮想化された AppData フォルダは、エクスプローラで直接消したりしないでください。
仮想化された AppData フォルダを消したい時には、 OS の「設定」アプリを起動し、「アプリ」アイコンを選択し、「アプリと機能」の一覧から「AniLaPaint」をクリックしてください。すると、「AniLaSoft」の下に薄い文字で「詳細オプション」のリンクが表示されるので、そこをクリックしてください。
AniLaPaint のページが表示されるので、その中の [リセット] ボタンを押すと、
C:\Users\[あなたのアカウント名]\AppData\Local\Packages\36841AniLaSoft.AniLaPaint_dkjm9rjqzr974\LocalCache
が空になります。
ファイルについて
AniLaPaint の起動時や終了時に自動で作成されるファイルについて説明します。
BootList.ini 作品の選択 のリストの表示設定です。このファイルの仕様については、 起動リスト設定ファイル をご覧ください。
このファイルが AppData フォルダに保存されるのと同時に、C:\Users\[あなたのアカウント名]\Documents\AniLaPaint\BootList.ini.bakにバックアップファイルが作られます。
autoSave
フォルダー
● 再起動マネージャーの設定(Alt+T)で設定した分数毎に AniLaPaint で編集中の未保存の画像をここに保存します。これは、 AniLaPaint のクラッシュに備えた保険です。また、 AniLaPaint クラッシュ時に自動でメモリーの残骸から未保存の画像が発見できた場合にもここに保存します。
AniLaPaint クラッシュ時、OSの再起動マネージャーによって AniLaPaint が再起動した場合には、このフォルダー内の画像を元にビューの状態を復元します。
AniLaPaint が正常終了した場合には、ここに保存した画像が自動で削除されます。
※ 画像だけでなく、タイムシートのビューの編集中にクラッシュした場合には、タイムシートのデータもここに保存されます。
※ 再起動マネージャーでの修復が失敗した場合、ここにデータが残ってしまい自動削除されないことがあります。 たまには AniLaPaint が起動していない時に、このフォルダーを確認し、ゴミファイルがここにたまっている場合には、エクスプローラーでこのautoSave フォルダー自体を削除すると良いでしょう。ただし、ゴミファイルがいくらたまっても AniLaPaint 動作自体には問題ありません。 C:\ ドライブの容量が足りないと色々システム的に問題がでてはきますが…。
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