AniLaPaint 1.7/はじめに/AniLaPaint とは?/撮影アプリ向けの設定/OpenToonz へ出力エフェクト

出力方法で OpenToonz に仕上げ済み動画を取り込んだ後、実線や色トレス線の境界がギザギザなのでこれらを滑らかにする必要があります。

OpenToonz に張り付けられた tlv のタイムシートの Col1, Col2 とかの部分をクリックして、メニューバーの [レベル] の [レベル設定] コマンドで表示されるダイアログの[☑アンチエイリアスを追加] にチェックして、 [アンチエイリアスの柔らかさ] を 100 くらいにして、セル絵が表示されている画面の右上の目のような [プレビュー] ボタンを押すと、アンチエイリアスのかかった状態で表示されます。

目の Hi や天使の輪を光らせたり、髪の毛にグラデーションを付けたり、頬っぺたをブラーにしたり、今の業界でキャラのセルによく使うエフェクト処理は、ほとんど OpenToonz を使用して実現できます。

OpoenToonz の右上あたりにある [Schematic] ボタンを押して画面の右下に表示されるエフェクトスキマティック画面のCol1, Col2 等のセルの右クリックメニューからエフェクトを追加して、パレット番号を指定して様々なエフェクトを数珠つなぎにして設定していきます。

これらのエフェクトは色パレット番号を指定してその色範囲に対してエフェクト処理を行うようなものが多いので、AniLaPaint 出力時には中間色が一切ないギザギザな境界の絵である必要があるのです。
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