- 2004〜2007年の期間、コンテ・演出の仕事がハードだったため、よくて月2日程度しか時間が取れなくなった。
Visual Studio 2005 Std を購入し開発環境の再構築。
ヘルプの開発は一旦やめて、ver1.2.5.13 の仕様のまま文字列処理の部分の Unicode 化に着手する。これは、マイクロソフト社が文字列処理の Unicode 化を行っていないソフトには、XP Style の外観を適用できず Windows 95 の頃の灰色で凸凹した外観のままにする措置を行ったため。
結局 Unicode 化は完遂し、外観を XP Style にできたものの、公開するのは見合わせることとした。
なぜなら、内部のサードパーティー製のライブラリーのサポート対象の Windows が全て延長サポート期間を終了していたためである。昔に公開されたソフトがただ残っているだけなら非難が出なかったが、新たに公開したソフトに古いライブラリーが同梱されていると、ユーザーからというよりはむしろ第三者から非難が起こる可能性があった。
かといって、新しいライブラリーに移植する時間はとれなかったし、ヘルプ無しで公開するわけにもいかなかった。ヘルプ作成には、月2日の作業では軽く10年は超えてしまったであろうから、たとえ公開を決意しても無理だったのである。
以上が外観だけは Windows XP に対応した ver1.3.0.0 を公開しなかった理由である。
- 修正されたバグ
- カット袋のサムネイルがWindows7でだけ表示されないバグを修正。
- 変更された機能
- 内部処理をUnicodeに変更。
- 画面の表示をWindows95タイプから現在の標準仕様に変更。
- メニューのアイコンを削除
これは内部的にOSの仕様が変更されたため、別の方法でアイコンを付けないといけなくなったため。
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