- 修正されたバグ
- カット袋プロジェクトファイルにパレットファイルをリンクしていない場合、カット袋を開いた時に異常終了してしまうことがあった。
- 色トレスが背景との境界の場合、実線を2値でビルドしようとす、背景に接するトレスラインが黒になってしまう。(Preview 6のみ)
- 既存の問題点
- 画像修正や彩色中に処理修了時に表示しているウィンドウがブレるときがあります。
- 実害はありません。原因は LEADTOOLS と MFC6.0 の相性です。
- 彩色画像の Undo/Redoで毎回、マスク領域の更新が起こる。
- 複数前に戻る時は、一旦[色保護]メニューの[色保護領域を常に更新]をオフにしてください。
- 追加した機能
- セル画像の更新ビルドのオプションの変更
- 今までの「多値(中間色)」を「多値(ペントレス)」としました。このモードでは、かぶらペンでセルに色トレスしたような色トレス線が見える感じでビルドします。
- 新しい「多値(スムーズ)」というモードは、色の境界をよりスムーズな状態でビルドします。(これがデフォルトです)
- 「多値」の場合の「中間色の混合の割合」の仕様を変更しました。
- 今までは、単に境界線上の色の明暗を増減する機能でしかありませんでした。そのため、片方の色の境界が2値に近いギザギザな状態になってしまいました。
- 新しい仕様では、明色・暗色どちらかの色に沿って境界線の幅を細くし、その部分を(ペントレス)または(スムーズ)処理を行なうことで、ギザギザな状態になりにくくします。
- 「2値」の時「色の境界の割合」オプションを追加しました。
- これは、今までは無条件に線の中心が色の境界になっていました。
- このオプションによって、明色・暗色どちらかの色へ色の境界を近づけることが可能になりました。
- 内部的に、色の判定ルーチンを強化することで、より奇麗な画質が生成されるようにしました。
- 1.2.5.5/5.6 では、この判定ルーチンを省略しすぎたために、速くなりましたが問題も多くなりました。その反面、1.2.5.7 では、きちんと判
- 定するので速度は遅くなります。
- カット袋ワークスペースでのファイル削除
- 今回から、ファイルをごみ箱へ移動するようにしました。
- [Shift]キーを押しながらメニューを選択すると、強制削除となります。
- 多角形ツールのカーソル変更
- 塗りつぶす多角形を反転表示していましたが、フリーハンドのように範囲の線だけ表示するようにしました。
- 色保護の領域更新の仕様を変更
- [色保護]メニューの[色保護領域を常に更新]をトグル方式にしました。
- これが選択されている時には、境界線の変更時やUndo・Redo時に自動的に色保護領域が更新されます。このチェックを外すことで、保護領域の自動更新を一時ストップすることができます。
- 環境設定に[編集]タブを追加
- ここでは、システム使用色をスポイトやカラーピッカーなどで拾った場合の処理を選択できます。これを使えば、従来のようにRGB(0,0,0)などの境界線色を選択した場合に、RGB(1,1,1)などの近い色に変更することができます。(デフォルトで変更するようになってます)
- ファイルを開いた時の背景色の設定
- 1.2.5.7 Preview6 までは、初回起動時のみに環境設定で指定した背景色で開くようにしていました。
- これを、従来のように、常に環境設定で指定した背景色で開くように変更しました。
- なお、今開いている画像と同じ背景色で開きたい場合もあると考えて「但し、既に別の彩色画像が開いている時は、その背景色を使う」というチェックボックスを環境設定に追加しました。
- 元に戻す機能の停止を追加
- [編集]メニューに「元に戻す機能の停止」を追加しました。
- これが選択されると、全てのビューでUndoができなくなりますが、反面、ペイント速度は速くなります。Undoの必要が無い場合に有効な機能です。
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