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AniLaPaint ver 1.7.4 フォーラム バグ報告掲示板 インポートできない 返信先: インポートできない

#2368
小野木一樹
キーマスター

ご報告ありがとうございます。
当方でも 1800 x 1600 pixel のスキャン画像をトリミングなしの設定でインポートしてみました。
当方の環境は、
— System Info —
[M/B] ASRock H97 Performance
[CPU] Intel(R) Core(TM) i7-4790K CPU @ 4.00GHz (CPUSocket)
[GPU] NVIDIA GeForce GTX 750 Ti (RAM=2.00GB)
[Memory] M2F8G64CB8HB5N-CG 8.00GB (Speed=1333ns)
[Memory] M2F8G64CB8HB5N-CG 8.00GB (Speed=1333ns)
[Monitor] Cintiq21UX
[Disk] HGST HDN 724030ALE640 USB Device 2794.52GB
[Disk] SanDisk SDSSDHP128G 119.24GB
[Version] AniLaPaint Free ver.1.5 (1.5.1.0)
です。これは AniLaPaint のメニューバーから「ヘルプ(H) –> anilasoft.jp をブラウザで開く(A) –> PC情報取得⇒バグ報告掲示板(P)」で取得した情報のうち不要のものを削除した情報です。

なお、OS は、同じ開発マシンで切替えられるようにしてあるので、Windows10 (x64), Windows10 (x86), Windows7 (x64), Windows7 (x86) でテストしてみました。 Windows8.1 もありますが、ユーザさいどがこのOSを使っている
確率は低いので今回はテストしていません。SIMD 設定も SSE2, SSE4.1, AVX, AVX2 で切り替えてテストしています。合計、16 パターンの OS x SIMD の組み合わせでテストしてみました。

また、環境設定の状態によってバグが起きるかどうかの状態が変化することも考慮して、今回は、起動時の「作品の選択」の画面で「作品名」の部分が空白の部分を選択して、毎回新たに新しい環境設定を新規作成してテストしています。しかも、インポートの最初の画面でのカットフォルダーの設定も、新規フォルダーを毎回選択し、さらに2値化の設定を何もいじらずにデフォルトの状態にてインポートしてみました。これによって、既存の設定は使わずにすべてソフトのデフォルト値の状態でのインポートが可能になります。

その結果、 16 パターンの OS x SIMD の組み合わせのいずれでも、1800 x 1600 pixel のスキャン画像1枚だけの設定で、正常にインポートされることを確認いたしました。

まだ、手持ちのPCの1台のデュアルブート環境でしかテストしていません。古いPCもいくつかうちには転がっているので、もし、 i7-4790K よりも古い CPU をお使いの場合は、 CPU の型番を教えてくだされば、近い時代の CPU のマシンが
うちにあったらそれでもテストしてみます。i7-4790K より最近の CPU は作者は所持していません。テストもできません。

とはいえ、 CPU の違いが原因でバグが発生したことは今まで 20 年間で一度もありませんので、他の原因である可能性のほうが高いような気もしますが…。

> 比率の指定など設定であるのでしょうか?

アスペクト比率の設定などは AniLaPaint にはありません。縦横が何対何であっても仕様上は大丈夫です。
今回うちでは 1800 x 1600 で全くバグが発生しないことから、率やピクセル数が原因でバグが発生したのではない可能性が高いです。

>もともと試していたサイズは 1800 × 1600 です。 640 × 480 でもできず
>サンプルの 2112 × 1188 では可能でしたので比率を合わせて 1000 × 563 にすると読み込むことができました。

この流れですから、「サンプルに縦横の比率を合わせたからインポートできた」…と思ったのだと思いますが、そんなことはありません。おそらく、最初の 1800 × 1600 の時に、AniLaPaint の環境設定内にバグの原因となる因子が入り込んで、それが原因で、 640 × 480 でもできなかったのでしょう。サンプルの 2112 × 1188 を読み込んだ時に、偶然、環境設定内にバグの原因となる因子が除去されてそれ以降は解像度を変えてもインポートできる状態になったのだと思われます。

抽象的に書きましたが、具体的に書くと、おそらく「2値化の設定」がその因子にあたるのではないかと思います。
上記当方のマシンでのテストでは、まっさらな環境設定で「2値化の設定を何もいじらずに」インポートしたら 1800 × 1600 でもうまくいったと書きましたが、普通は「2値化の設定」を各自のスキャン状態や筆圧や何かに合わせて調整すると思います。それで、その調整した何かの設定の組み合わせ如何によっては、今回のようなインポート処理画面中にクラッシュしてしまうバグが発生するのかもしれません。
「2値化の設定」は、インポート開始した時点で環境設定に書き込まれます。そのため、 640 × 480 にした時には「2値化の設定」の最初の状態が環境設定から読み込まれた 1800 × 1600 の時のものだったので、同様にクラッシュしてしまったのではないでしょうか?。 640 × 480 の時にも「2値化の設定」を少しは調節したのかもしれませんが、クラッシュの原因にあたる何かの設定は残されたままだった。
サンプルの 2112 × 1188 を読み込んだ時に…、この 2112 × 1188 が曲者ですが、つまりトリミングをサンプルの通りに行ったという事ですね。つまり、この時に、サンプル内の作者が作った「2値化の設定」ファイルを読み込んだのではないでしょうか。この瞬間、クラッシュの原因になっていた環境設定内に書き込まれいた 640 × 480 の時まであったクラッシュの原因の「2値化の設定」のうちの何かのパラメータが消えたために、インポートできるようになったのだと思われます。

となると、サンプルを読み込む前の「2値化の設定」を保存してくれていたらその中に原因があるはずなのですが、今となってはもう消えてしまっているような気もします。

願わくば、 1800 × 1600 の時の行った「2値化の設定」をもう一度思い出して、新たな環境設定、新のカットフォルダーにあえてインポートが失敗するインポートを行っていただき、その時の「2値化の設定」をインポートの2値化の設定ページの右上にあるボタンで保存してそれをテキストエディターで開いてここにコピペして欲しいです。

こちらでも、色々2値化の設定をいじってテストしているのですが、どうも、バグを発生させられなくて困っています…。