ver1.2.5.7 Preview 1 99/09/16
ver1.2.5.7 Preview 2 99/10/01
ver1.2.5.7 Preview 3 99/10/11
ver1.2.5.7 Preview 4 99/10/17
ver1.2.5.7 Preview 5 99/10/20
ver1.2.5.7 Preview 6 99/10/25
1.2.5.7で大幅にGUIが変更され、取扱説明書の制作が追いつかなくなり、したがって、新規のユーザ向けではなくなったので、Preview版ということにした。- 修正されたされたバグ
- 「ゴソゴソ」等ように、\エンと同じ文字コードを含む2バイト文字列の名前の(カット袋)フォルダに対してAniLaProject.datが書き出されないバグ。
- 編集中のカット袋の名前を表示するボックスで、パスの途中のスペース以降が表示されません。
- カット袋を開くと、作業時や終了時に一般保護違反が起きる。
- カット袋のパレットを読み込み時に、一般保護違反が起きる。
- 色を表示するボックスが現れますが、ここで閉じ括弧がダブっています。
- カット袋の色アイコンのダブルクリックで出る [色の設定] ダイアログで、HSV・RGB のアクセラレータキーが設定されているのに効かない。
- ダイアログのアクセラレータキーが 重複指定部分がある。(全てのダイアログを確認し、新たにアクセラレータキーを追加しました。)
- ダイアログの文字が、「画面のプロパティ」「大きいフォント」使用時に全て表示されないバグ。
- カット袋の色パカチェックで、拡大時にスクロール位置が左上にリセットされてしまうバグ。
- メニューが更新されていないところがある。
- メモリ不足などのエラー対策処理が間違っていたバグ。(「カット袋」「ペイント編集」の部分のみのフィックス)
- NTの場合メニューの縦幅が広がってしまうバグ。
- CSV への色アイコンの読み書きのルーチンでファイルの後ろにゴミが付いてしまうバグ
- 新規作成時、2値化の設定ダイアログでエディットボックスの数値を変更後[Enter]や[Alt+N][Alt+B]を押すと、プレビューの画面などが、次のページにも表示されてしまうバグ
- 新規作成時、実際には作成しない番号のスキャン画像まで一端ロードしてしまうために、時間的ロスが生じるバグ
- 新規作成時、[黒しきい値]を使うと、「実線画像」に白いプチプチ穴ができてしまうバグ
- セル画像のビルド時、1.2.5.6 では、色トレスが背景との境界の場合、マスクの縁にアンチエリアスがかからないバグ(1.2.5.5までは正常)
- セル画像のビルド時、1.2.5.6 では、実線の塗り面側のマスク部分に抜けができてしまうバグ(1.2.5.5までは正常)
- ペン幅1ドットの鉛筆ツールで彩色しているとき、保護領域をドラッグしてまたぐと、継続してペイントできない。また保護領域内からペイントをはじめてられない。(1.2.5.7 Preview 1〜5で発生)
- 追加した機能
- Undo の最適化。
- 1.2.5.6 までは全て非圧縮の状態で画面全体のコピーをメモリ内に持つことで、最大過去10回前までの Undo を可能にしていました。ただしこの方法では、過去の履歴画像のために大量のメモリが消費され、メモリの少ない環境では肝心の編集操作にメモリがうまく割り当てられずメモリスワップなどが頻発するという問題がありました。
- 1.2.5.7 では、全ての Undo 画像を、HDD 上に確保することで、メモリの無駄な消費を押さえることが出来るようになりました。また、HDD容量さえあれば、100回までの Undo が可能になります。
- また、従来の画面全体のコピーを履歴に持つ方法に加え、差分情報を履歴に持つ方法を加えました。この差分情報の履歴の利点は、小さい範囲を塗った場合など、変更された最小四角形の差分情報のみをHDDに保存するために、ディスク容量の節約と、ディスクアクセスの高速化が実現できました。
- (※差分情報の場合は、1つ前の画像をメモリ上に持つため、若干メモリ使用量が増えます。ただし、複数の編集ウィンドウを開いても、非アクティブなウィンドウでは1つ前の画像はメモリから削除されていますので、全体で常に1つ分の画像メモリしか必要ではありません。)
- さらに、400MHz以上の速いマシーンをお使いの方には、それらの履歴を圧縮してディスクに保存することで更なるディスク容量の節約も可能です。
- これらの設定は[ファイル(F)]→[環境設定(P)]→[Undo]の中にあります。初回起動時には、Undo回数 1 回、Undo情報 複製、保存場所 指定フォルダとなっております。指定フォルダには Windows のテンポラリフォルダが指定されていますが、これは、出来るだけ速いドライブに変更してください。存在しないフォルダ名を指定した場合、[OK]を押した時に、新しくフォルダを作るかどうかたずねてきますので「はい」を選択してください。
- Undo画像データは ~UD + [16進数] +.TMP という名前のファイル名となります。圧縮しないばあいはBMP 形式で 圧縮した場合はPSD 形式で保存されています。Undo情報を「複製」にしておいた場合のみ、なんらかのトラブルで AniLaPaint が一般保護違反で終了した場合など、ここに履歴が残っていますので、そこから復旧することも出来ます。ファイルの作成日時がもっとも新しいものが最新の情報です。
- (これは裏業です。将来は、エラー終了時の自動復帰機能を付けるつもりですが、それまでの間はこれを利用してください・・・。)
- ペイントツールの最適化。
- ペイントツールのプログラムは、全て白紙から書き直しました。無駄な処理などが減っているのと、適切なエラー処理を書き加えました。
- 1.2.5.6 から、ツールと[色選択]のボタンを切り離しています。[色選択]には左から[ペイント用の色][背景色(消しゴム)][境界線色]です。([境界線色]は線を引く以外は使用しないでください。バケツで面を塗るとビルドが遅くなります。)
- (ブラシを除く)全てのツールで消しゴムが使えるようになりました。
- 新たに、[ツール(T)]→[自動選択ツール(W)]と[ブラシツール(B)]を付け加えました。
- [自動選択ツール]は、クリックした場所の同一色の連続範囲を選択するものです。以前の[境界内ペン]は、このツールとの組み合わせで可能になります。
- [ブラシツール]は、周りがぼけたペンです。これは、機能上[境界線]や[背景色]の上には引けないようにしてあります。色も[ペイント用の色]のみ可能です。(実線画像の場合は逆です)
- タッチペンに代わる色保護機能
- 1.2.5.7では、以前の[色シールド]機能と[タッチペン]の機能が統合され[色保護]として、一元的に管理されるようになりました。
- 1.2.5.6 にあった、タッチペンボタンは無くなり、[色保護(C)]メニューがこれを代行します。クールバーにも[色保護]が表示されます。
- 普段は[境界線]が保護されています。これは[色保護(C)]メニューの[有効(Y)]が押されている状態です。以前のタッチペンのような、境界線に色を塗る場合には、[反転有効(R)]を押すことで実現できます。
- これは、通常の色保護の反転だとお考えください。ですから、[ツール(T)]→[色保護ツール(C)]で、色を保護した状態の反転状態となります。色を保護していない場合は、[境界線]のみ保護されているために、[反転有効(R)]で[境界線]のみ保護されていない状態となり、タッチペンの効果が実現できます。また、[無効(N)]では、全ての色を保護しません。
- 以前のタッチペンはあくまでペンの機能のみでした。そのため、境界線にそってマウスでなぞる必要がありました。今回のバージョンからペイントツールと色保護を分離されたことで、[境界線]に色を塗るツールは、ペンには限りません。
- [ツール(T)]→[塗りつぶしツール(K)]→[フリーハンド範囲(F)]のツールを使い、境界線をマウスで囲むように動かして、タッチペンの効果を素早く出すことも可能です。連続した範囲ならば、バケツなどを使うことも出来ます。
- (ただし、ブラシは半透明なので[境界線色]や[背景色]の上には塗れません。)
- [境界線色(L)]では、境界線の色毎に保護を設定することができます。[設定色(C)]→[全て解除]は、以前の[色シールド解除]です。保護を設定した全ての色を解除します。
- 境界線の状態が変わった場合、[保護領域の更新(U)]を押して、新しい保護の状態へ更新してください。
- 選択範囲の強化
- 色保護の他に、範囲選択による保護機能があります。今回追加した機能は、一時的に選択範囲を無効にするために[選択範囲(S)]→[無効(N)]メニューを追加しました。
- また、[全て選択する(A)]や[選択範囲の解除(D)]や[選択範囲の反転(I)]を追加しました。
- また、[自動選択ツール]を加えました。
- 選択範囲を、追加、削除する機能を追加しました。
- [Shift] キーを押しながらドラッグすると、範囲の追加となります。
- [Alt]+[Ctrl] キーを押しながらドラッグすると、範囲の削除となります。クールバーの[選択範囲]のボタンに、キーを押さない標準の範囲指定モードをあらわす十字ボタンが3つ並んでいます。
- 新規作成時の2値化の設定ダイアログの強化
- 初回アクティブ時に、一番若い番号のスキャン画像を自動ロードするようにしました。
- 「彩色画像」の作成時にしか働かなかったゴミ削除機能を、「実線画像」の作成時にも働かせるようにした。
- ゴミ削除機能は、「彩色」「実線」個別に働かせることができるように、チェックボックスを追加しました。
- ※ AniLaPaint では彩色画像にゴミがあっても、ビルド時に大概は消去されます。したがって、「実線」のみにチェックを付ける方が良いと思います。
- エディットボックスに数値を入力では、プレビューの即時更新が効きませんでしたが、0.8秒入力が無いとプレビューを自動更新するようにしました。
- 「スキャン画像」「彩色画像」「実線画像」の3つの画像を横に並べて表示するモードを追加しました。[Alt+6]キーか「窓 拡大/縮小」ボタンを押すことで状態が変化します。
- (※拡大する場合、画面が小さいとはみ出てしまうことがあります。)
- プレビューするセル番号を選択してあっても、別ページに移動して戻るとAセルに戻ってしまいましたが、状態を保持するように仕様を変更しました。
- ファイルメニューに 「最近使ったファイル(F) >」「最近使ったカット袋ワークスペース(R) >」ポップアップを追加。ツールバーの「ファイルを開く」と「カット袋ワークスペースを開く」ボタンにドロップダウンボタンを追加。それぞれの最近の履歴が表示されるようにした。
- ファイルを開くで開いた(anp/anl/anc)ファイルと連動して、カット袋も開くようにした。
- スポイトパレットバーのパレット画像を拡大するためのボタンを追加。
- ビルドの設定で、色カーボン一覧へCSVファイルから読み込む場合、タイトル付きのCSVであっても読み込めるようにした。
- ビルドの設定で、色カーボン一覧の「設定」ボタンに「リセット」を追加した。
- エクスポート時に、「24bitマスクなし」を選択した時に、任意の背景色を指定できるようにした。また、背景との境界部分も実線画像のスムーズな線になるようにした。
- 実線画像を保存する時に、彩色画像の同じ位置に追加された線の複写を促すメッセージボックスを追加。
- カット袋の色パカチェックが速すぎて見えない。(fpsと駒数の設定を追加しました)
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