AniLaPaint ver1.6 取扱説明書/はじめにシステム要件

このソフトを動作させるためのシステム要件について説明します。
必要なハードウェア
動作確認済みOS
使用外部モジュール
ペン・デバイス操作の違い
必要なハードウェア
最低限必要な PC のハードウェア環境は以下の通りです。
CPU
Intel Core 2 以降の 2 コア以上の CPU
AMD Bobcat 以降の 2 コア以上の CPU
メモリー 少しの画像を開いて動作させたい時:
   画像サイズを問わず 1GB 程度の空きメモリーがあれば可能
画像を開ける限界まで開いた状態で快適に動作させたい時:
   HD(1920×1080) 8GB / 4K(4096×2160) 32GB
ネット環境 無料版の場合、ネット環境は必要ありません。
製品版の場合、購入したシリアルキーをアクティベートする必要がありますのでネット環境が必要です。 アクティベートする時、インターネット上のライセンスサーバーに接続して処理を行います。 アクティベート成功時に保存できるライセンスファイル ( AniLaPaint.lic ) を使うことで、 アクティベートした PC とは別のネット環境の無い PC にもライセンスが設定できます。
ライセンスを設定しさえすれば、あとはずっとインターネットから切断された状態のまま使用することができます。
動作確認済みOS
動作確認済みOS は以下の通りです。
AniLaPaint 32bit 版の場合
Windows 10 (21H2) (32 bit / 64 bit) 日本語版
Windows 10 (22H2) (32 bit / 64 bit) 日本語版
AniLaPaint 64bit 版の場合
Windows 10 (21H2) (64 bit) 日本語版
Windows 10 (22H2) (64 bit) 日本語版
Windows 11 (21H2) (64 bit) 日本語版
Windows 11 (22H2) (64 bit) 日本語版
※ いずれも Home 以上のエディションである必要があります。
※ Virtual Machine などソフト的にエミュレートした PC では正常に動作しません。
※ Mac の場合 BootCamp では動作しますが、 OS X 上の VM からは動作しません。
※ Remote Desktop や Terminal Services や Citrix などからは使用できません。
※ Windows 10, 11 はそれぞれの最新ビルド 22H2 でしかテストしていませんが、 21H2 でも動作可能です。 21H1 以前でも動作するかもしれませんが確認していません。
※ サポート対象は、日本語版の Windows のみです。
※ サポート対象外ですが、理論上「システムローケル」と「ユーザローケル」を日本語にすれば外国語版 Windows でも動作するはずです。
使用外部モジュール
AniLaPaint では、マイクロソフト社の VC++ ランタイム (外部モジュール) を内部で使用しています。 VC++ ランタイムがインストールされていない環境で AniLaPaint をスタートメニューなどから起動すると 「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc000007b)」 と表示され起動できません。

ver1.6.2.0 までは VC++ ランタイム(マージモジュール版) を AniLaPaint のインストーラに同梱していましたが、この方法は現在非推奨となっています。そこで、AniLaPaint ver1.6.2.3 のインストーラからは VC++ ランタイムを同梱しないことにしました。

AniLaPaint のインストーラ内には、 AniLaPaint 自体のインストールに使われる .msi 拡張子のファイルの他に setup.exe が同梱してあります。 必ず setup.exe の方でインストールを行ってください。

setup.exe は、自動的に最新の VC++ ランタイムをマイクロソフト社からダウンロード&インストールした上で AniLaPaint の .msi インストーラを起動します。

インターネットに接続できない環境では setup.exe は役立たずになります。その場合は、ご自身で最新の VC++ ランタイムをマイクロソフト社からダウンロードして先にインストールしてください。「Visual C++ "14" Runtime Libraries」でネットを検索すればダウンロード場所が分かります。
ペン・デバイス操作の違い
Windows 8.1 と 10 ではペン・デバイスの操作が多少違います。

タイムシートビューやOSのコモンコントロールのリストビュー等で、ペン・デバイスを使用して垂直にドラッグすると、Windows 8.1 では選択範囲の変更の動作になります。Windows 10 では、スマホなどのスワイプの動作と同様の画面スクロール処理となります。

これはバグなどではなく OS の仕様変更によるものです。

ペン・デバイスで縦に選択範囲を設定したい場合には次のような方法があります。
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