AniLaPaint ver1.6 取扱説明書/初期設定設定完了

 
初期設定ウィザードの最後のページです。
⚠注意事項
[ < 戻る ] ボタン(Alt+B)
[ 開始 ] ボタン(Enter)
[ キャンセル ][ × ] ボタン(ESC)
[ ヘルプ ] ボタン(F1)
⚠注意事項
「作品名」と各カット・フォルダの関連性はユーザ自身できちんと把握しておいてください。



このように「作品名」は AniLaPaint のタイトルバーに表示されます。なので、別の作品のカットを誤って開いてしまうことは注意すれば避けられると思います。

AniLaPaint 自体では、「作品名」と開いているカットの関係性については、何ら認識していません。「このカットは、この作品のカットである」等という情報は、どのカット・フォルダーにも元々存在しません。どの「作品名」の環境設定の状態であっても、すべてのカット・フォルダーが開ける状態にあります。本来とは異なる環境設定でカット・フォルダー開いた場合に、実際にビルドの初期設定など期待していたものとは異なってしまうことがあります。

アニメ制作は共同作業でやる場合が多く、そうなるとデータをスタッフ間でやり取りすることになります。このことは、各PCにある環境設定とカット・フォルダーとの関係性を密接にするわけにはいかない状態にあるということを意味します。つまり、作品の環境設定とデータ一式をデーターベース化することは、技術的には可能であっても運用上不可能なのです。

技術的には、各スタッフのPCでログインしてネットワーク上にあるデータベース内のデータにアクセスして一元管理にするようなシステムにして初めて、作品の環境設定とすべてのカット・フォルダーの関連性をシステムに管理させることが可能となります。しかし、それには大量の画像データを扱うアニメの制作過程にとっては、まだまだ回線が貧弱すぎます。今どきのクラウドにデータを置いて、ローカルのフォルダーと同期する仕組みでさえ、同期にはそれなりの時間がかかります。たとえ AniLaPaint を、そういったログインを要する Web アプリとして作成したとしても、到底運用に耐えうる速度にすることは不可能なのです。かといって、複数の人でそれぞれ接続していないであろう別々のPC上で仕上げを行う現在の状態では、環境設定と各カットの関連性を一意にシステムが把握するすべもありません。

だから、「作品名」として表示される各環境設定と各カット・フォルダーの関連性は、ユーザー自身が把握して頂きたいのです。なお、環境設定とカット・フォルダーの位置関係につきましては、 環境設定ファイルを格納する場所 を見て、事前にご理解いただければと思います。
[ < 戻る ] ボタン(Alt+B)
 
前のページに移動します。
[ 開始 ] ボタン(Enter)
 
このボタンを押すと、選択した作品名の環境設定をロードし、AniLaPaint のメインウィンドウを表示します。
[ キャンセル ][ × ] ボタン(ESC)
 
これらのボタンを押すと、処理をキャンセルしてこのダイアログを閉じます。
以下の確認メッセージが表示されるので、
 
ボタンを押すとこのダイアログを閉じて AniLaPaint を終了します。
[ ヘルプ ] ボタン(F1)
 
このボタンを押すと、このページを表示します。
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