- システムの機能のうち対応済みの機能について説明します。
自動更新 対応
Direct2D 対応
WIC 対応
タブレット 対応
High DPI 対応ハイコントラスト テーマ 対応
UNC パス 対応
マルチスレッド 対応
SIMD 対応
注意事項 - 自動更新 対応
- AniLaPaint は、アプリの自動更新に対応しています。
- AniLaPaint を起動して 作品の選択🗗 ダイアログが表示されるタイミングでマイクロソフトストアに接続して更新版が無いかチェックします。
- 更新版がある場合、 OS がユーザに見られないどこかの隠し領域に更新版をダウンロードします。
- AniLaPaint 終了時に OS にダウンロードした更新版を直ちにインストールするように指示します。
- これによって、次の起動時には更新版の AniLaPaint になっています。
但しこの機能を有効にするには、 ヘルプ・コマンド🗗 の ストアの設定🗗 から 「 Microsoft Store 」 アプリの設定画面を開いて「 アプリ更新 (アプリを自動的に更新する) 」 を 「 オン 」 にしておく必要があります。
これが 「 オフ 」 の状態で AniLaPaint を起動した場合には、次の動作となります。- AniLaPaint を起動して 作品の選択🗗 ダイアログが表示されるタイミングでマイクロソフトストアに接続して更新版が無いかチェックします。
- 更新版がある場合でかつ 作品の選択🗗 ダイアログから遷移していない場合に限り次のメッセージを表示します。
ここで [ 後で ] ボタンを押すと、 3. は実行されません。 - [ OK ] ボタンを押すと以下のダイアログが表示されダウンロードが開始します。
[ キャンセル ] ボタンで中止できますが、タイミング的に間に合わず 4. に進む場合もあります。 - ダウンロードが完了すると直ぐにインストールが始まり、 AniLaPaint が終了します。
- インストールが完了すると更新版の AniLaPaint が起動します。
- Direct2D 対応
- メインウィンドウの 画像のビュー🗗 ・ タイムシートのビュー🗗 ・ ナビゲータパネル🗗 ・ カラーピッカーパネル🗗 ・ 色指定パネル🗗 ・ チェッカーパネル🗗 の画像表示は、 Direct2D による高速描画に対応しています。
- WIC 対応
- 画像の読み込み では、 Windows API の WIC (Windows Imaging Component) に対応しています。OS 標準付随の WIC ビルトイン Codec だけでも BMP, GIF, ICO, JPEG, PNG, TIFF, DNG, WMPhoto, DDS の画像が読み込めます。また、サードパーティー各社が公開している WIC Codec をインストールすることによってさらに多様なフォーマットの画像ファイルを読み込めるようになります。
- AniLaPaint が対応しているのは、WIC Codec のうちの Decoder だけです。つまり、「画像の読み込み」 のフォーマットは増やせますが、 「画像の保存」 のフォーマットは増やせませんので予めご了承ください。
⇒ WIC Codec🗗カメラメーカーの純正 Camera Raw Codec🗗
Microsoft社の Camera Raw Codec🗗
Axel Rietschin Software Developments 社の Codec🗗- サードパーティー製の WIC Codec を使用すると AniLaPaint に何らかの問題が発生する場合には、 作品の選択🗗 の ボタンを押すと表示される 起動設定ダイアログ🗗 ダイアログの のチェックを外せば、マイクロソフト社純正の WIC Codec のみが読み込まれるようにできます。
- タブレット 対応
- AniLaPaint は、筆圧機能のあるスタイラスペンに対応しています。( 指を画面に触るタッチ操作には対応していません )
詳しくは、 筆圧機能を使用する条件🗗 をご覧ください。 - High DPI 対応
- Windows には2つの High DPI モードがあります。
このうち片方のモードに対応しています。
AniLaPaint は、マイクロソフト社のライブラリー MFC を使用して作られておりますが、MFC 自体が System DPI Aware のみの対応となっております。High DPI モード 対応状態 System DPI Aware ◯ 対応しています Per monitor DPI Aware × 対応していません - ハイコントラスト テーマ 対応
- OS の 「 コントロール パネル > デスクトップのカスタマイズ > 個人用設定の設定 」 で「 ハイコントラスト テーマ 」 を使用した時の表示方法に対応しています。
セル画の仕上げ作業は目に過度な負荷をかける作業です。
OS の表示テーマを 「 ハイコントラスト 黒 」 に設定することで、画面の光を最小限にすることが可能です。 - UNC パス 対応
- UNC パスに対応しております。
したがって LAN に繋がれた他の Windows のフルアクセスの共有フォルダにアクセスできます。ただし以下のファイルは、同時に複数のユーザからアクセスして使用することは出来ません。- 設定ファイル🗗
画像ファイル🗗
タイムシート・ファイル (*.anila_ts)🗗
チェッカー・ファイル (*.anila_checker)🗗
色テーブル・ファイル (*.anila_[find/convert/extract])🗗
- 設定ファイル🗗
- マルチスレッド 対応
- CPU のマルチスレッド動作に対応しています。
Eコアの CPU には対応していません。作者は Eコアの CPU を持っておらず確認のしょうがありません。OS のスレッド振り分け機能がうまくいけば問題は起きないかもしれませんが、何かエラーが出る場合には、 ●一括処理の際のスレッド数(Alt+M)🗗 の値を Pコア数以下に設定してみてください。
ビュー🗗 では、 CPU のビジー状態に合わせて使用できる全てのスレッドを使用します。
カットパネル🗗 に表示されるサムネイルは、別スレッドで常時最新の状態に更新します。サムネイルの作成で使用するスレッド数は、 ●カット・パネルのサムネイル作成速度の設定(Alt+T)🗗 で指定できます。
インポート🗗 ・ ビルド🗗 ・ 色置換・色抽出を別セルに出力🗗 の一括処理では、最大 24 スレッドまで同時処理が可能です。これらの一括処理で使用するスレッド数は、 ●一括処理の際のスレッド数(Alt+M)🗗 で指定できます。
エクスポート🗗 では、 CPU のビジー状態に合わせて使用できる全てのスレッドを使用します。 - SIMD 対応
- CPU の SIMD (Single Instruction/Multiple Data) のベクトル演算に対応しています。
CPU がどのレベルの SIMD 演算まで対応しているかによって、SSE2 / SSE4.1 / AVX / AVX2 に最適化した専用モジュールのうち1つを読み込んで起動します。たとえば SSSE3 まで使用可能な CPU の場合は、 SSE2 までの命令を使用します。
この設定は、 ● SIMD レベルの変更🗗 で切り替えることができます。 - 注意事項
- OS に実装済みの機能でも、基本的にこの取扱説明書に記述が無い場合は実装されていない可能性があります。そのような機能は、今後も実装されることはありません。予めご了承ください。
また、ビデオカードなどのハードウェアや他の常駐ソフトとの相性の問題などによって正常に動かない事も起こり得ます。
システム対応
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